禁煙のコツは禁煙補助薬とVAPE(電子タバコ)を併用すること

禁煙コース

禁煙には様々な方法がありますが、当ブログでは管理人の経験から、禁煙補助薬と電子タバコ・VAPE(ベイプ)を併用する方法を推奨しています。

この禁煙方法がお勧めなのは、禁煙補助薬と電子タバコそれぞれが喫煙の2大依存性である身体的依存と心理的依存に対応しているため、高い禁煙効果が期待できることが理由です。

こう表現したところでまだ理解しにくいでしょうから、この記事でなるべく分かりやすく説明いたします。

ブログ管理人は自身の体験から「禁煙補助薬とVAPEの併用には害がない、少なくともタバコそのものと比べれば大した害はない」と信じています。ただし個人の体質は異なり、またすべての禁煙補助薬とVAPEの組み合わせを試すことは不可能であることから、必ず自身の体調と相談しながらご利用ください。万一体調が悪化した際には、ご利用の中止や医師への相談などをご検討下さい。
VAPEのリキッドには猫に有害なPG (プロピレン グリコール)という成分が含まれます。猫の側でVAPEを利用するのはお控えください。

禁煙補助薬とVAPE(電子タバコ)の併用が高い効果を持つ理由

禁煙補助薬を使うことの意味

そもそも禁煙はなぜ難しいのでしょうか。

その理由の一つは、タバコの依存性が身体的依存という側面を持つためです。

この身体的依存はニコチン依存とも言い換えることができます。

「身体的依存」という言葉がややこしいですが、このニコチン依存(身体的依存)は「身体」というよりもむしろ「脳」に関係しています。

前述の記事の内容を要約するなら、ニコチンは脳内で別の物質であるアセチルコリンと取り違えられることで、快感・多幸感・意欲などに関係するドーパミンの放出を制限するようになります。

早い話が、ニコチンを摂取しないとドーパミンが出ないようになるということです。

禁煙すればするほど禁煙のモチベーションが低下する

私が思うに、厄介なのはこのドーパミンが「意欲」と関係する脳内物質であるということです。

禁煙者はある時に、

よし!禁煙するぞ!!

と決意したからこそ禁煙を始めます。

つまり、禁煙に対する高いモチベーションをもって禁煙を始めます

ところが、禁煙すればするほどニコチン不足によりドーパミン不足になり、意欲・やる気が低下していきます。

端的にいえば、「禁煙すればするほど禁煙のモチベーションが低下する」という状態に陥ります。

これは脳内でアセチルコリンの生成が正常化する3日~1週間程度で解消するのですが、この3日~1週間のドーパミン不足を乗り切るのが至難の業なのです。

ドーパミン不足で禁煙した理由が分からなくなる

くわえて、ドーパミンは脳内の情報運搬などにも関係しています。

そのためにドーパミン不足は思考をボンヤリとさせてしまい、禁煙する理由が漠たるものに感じられるようになります。

管理人の禁煙体験からいっても、禁煙しているうちに、

ブログ管理人
ブログ管理人
え~~と、、、
そもそも何で禁煙はじめたんだっけ?

と思って挫折した経験は一度や二度ではありません。

タバコとは別の方法でニコチンを摂取する

ではどうすればいいのでしょうか?

答えは非常に簡単です。

タバコ以外のものからニコチンを摂取すればいいのです。

つまり、それがニコチンガムやニコチンパッチなどの禁煙補助薬です。

これによって思考が明晰に保たれ、禁煙のモチベーションを失わずに禁煙を継続できます。

VAPE(電子タバコ)を使うことの意味

では禁煙補助薬を用いればタバコの依存性を完全に抑えることができるかといえば、そうではありません。

タバコのもう一つの依存性が心理的依存で、次にこれに対処することが必要になります。

心理的依存は別名:習慣的依存とも呼ぶように、日々の生活の中で喫煙のリズム・習慣=「喫煙習慣」が依存的になるということです。

では喫煙習慣とは何でしょうか?

喫煙習慣とは「ニコチンを含む煙状のものを口腔から摂取する」というものです。

これが習慣的な依存を形成しているなら、これと類似のものを置き換えてしまい、脳を騙してしまうことが有効な方策になります。

まず先述の通り、「ニコチン摂取」は禁煙補助薬によって置き換えられています。

次に「煙状のものを口腔から摂取」の部分をVAPE(電子タバコ)で置き換えます。

人間の五感による知覚の8割は視覚であるため、目視可能な煙(水蒸気)によって脳に視覚情報を与えるVAPE(電子タバコ)は大きな効果を持ちます

これによって脳は状況の変化に気づかず、

口から煙を吸ってるってことは

相変わらずタバコ吸ってるってことでしょ!?

やっぱタバコって美味しいよね!!

と、以前の喫煙習慣を継続していると錯覚します。

これはもちろん、ニコチンを禁煙補助薬から得ているということも手伝っています。

つまりニコチンの供給とVAPEの利用によって、二重に状況の変化に気づきにくくなります。

そして気づいた時には、

あれ!?これセブンスターじゃなくない?

あ~、、でもまぁいっか、、

もうタバコ吸わないの慣れちゃったし!

となり、無事に喫煙習慣を卒業できるというわけです。

禁煙補助薬

ここからは、この禁煙方法で用いる禁煙補助薬とVAPE(電子タバコ)について簡単に解説して終わりにします。

まずは禁煙補助薬の説明です。

禁煙補助薬にはニコチンガムとニコチンパッチがあります。

ニコチンガム

ニコチンガムでもニコチンパッチでもどちらでもいいと思いますが、喫煙習慣の置き換えという視点で考えると、口腔の刺激という点でニコチンガムの方が正しい気がします。

ニコチンガムの代表的な商品に「ニコレット」「ニコチネル」などがあり、ネット通販や薬局・ドラッグストアで手に入れることができます。

ちなみにブログ管理人が自身の禁煙に用いたのは、ニコチンパッチではなくニコチンガムの方です。

ニコチンパッチ

ニコチンパッチは体に貼るシール状のもので、皮膚から少しずつニコチンを吸収します。

喫煙の場合は血液中に急激にニコチンを吸収するので依存性を形成しますが、ニコチンパッチの場合はゆっくり吸収していくので依存的になりません。

そしてニコチンパッチは人によっては劇的な効果を発揮することがあるそうで、けして軽視することのできない禁煙補助薬です。

これまでには50代のヘビースモーカーが、1~2枚のニコチンパッチを使用しただけで喫煙欲求が全くなくなったという例もあるそうです。

ただしニコチンには覚醒作用があるため、睡眠時には剥がしてから寝ないと悪夢を見やすくなるので、忘れずに剥がして寝るようにして下さい。

電子タバコ・VAPE

当ブログではニコチン・タールを含む喫煙具を「加熱式タバコ」、ニコチン・タールを含まないものを電子タバコ・VAPE(ベイプ)と定義しています。

先述の通り、煙・水蒸気を目視できる電子タバコ・VAPEは、タバコの習慣的依存(心理的依存)に対応させる上で最適です。

さらに、VAPEにはリキッドにコーヒー味やマンゴー味などの風味がついているのが通例で、これによって喫煙時に似た満足感を得ることができます。

もちろん、喫煙とまったく同じ程度の満足感というわけにはいかないでしょうが、喫煙時と同じように水蒸気を目視して吸引することのできる禁煙グッズは大きな助けになります。

ではどの電子タバコ・VAPEがお勧めかといえば、別にどれでも構いません。

基本的に禁煙補助薬とのセットで用いるため、VAPEに百点満点の完成度を求める必要がないからです。

またもしAmazonなどで買う場合は、高評価のものであっても低評価レビューを読んでから購入するようにした方がいいと思います。

物によってはすぐに故障するなど当たり外れが多かったり、液漏れしたりすることがあるようです。

ブログ管理人は「C-Tec Duo」(シーテック・デュオ)を使用して禁煙に成功したので、とりあえずはそれを推奨しておきます。

もっとVAPEについて詳しく知りたいという方は以下を御覧ください。

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