年配の喫煙者と年少の喫煙者が喫煙所で話をしていると、

(スパスパ、、)
昭和の頃はこのタバコ○○円で買えたんだよ。

え?マジすか?!やっす!!
なんて会話になることは喫煙者あるあるだと思います。
でも正確に何円ぐらいだったか覚えてない&知らないので、あらためて昔の値段を知りたいという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、タバコの二大人気銘柄であるセブンスターとメビウス(旧マイルドセブン)の値段を例に、タバコがどれくらい値上がりしたのかをまとめてみました。
タバコの値段の歴史をセブンスターとメビウスを例に振り返る
表にしてまとめると以下の通り。
時期 | 値上げ理由 | セブンスター価格 | メビウス(旧マイルドセブン)価格 |
昭和44(1969)年2月~ | (セブンスター発売) | 100円 | |
昭和50(1975)年12月~ | 物価上昇 | 150円 | |
昭和52(1977)年6月~ | (マイルドセブン発売) | 150円 | |
昭和55(1980)年4月~ | 物価上昇 | 180円 | 180円 |
昭和58(1983)年5月~ | 物価上昇 | 200円 | 200円 |
昭和61(1986)年5月~ | 物価上昇 | 220円 | 220円 |
平成9(1997)年4月~ | 消費税増税(3%→5%) | 230円 | 230円 |
平成10(1998)年12月~ | たばこ特別税の創設 | 250円 | 250円 |
平成15(2003)年7月~ | たばこ税の増税 | 280円 | 270円 |
平成17(2006)年7月~ | たばこ税の増税 | 300円 | 300円 |
平成22(2010)年10月~ | たばこ税の増税 | 440円 | 410円 |
平成26(2014)年4月~ | 消費税増税(5%→8%) | 460円 | 430円 |
平成28(2016)年4月~ | 不明 | 440円 | |
平成30(2018)年10月~ | たばこ税の増税 | 500円 | 480円 |
平成31(2019)年10月~ | 消費税増税(8%→10%) | 510円 | 490円 |
令和2(2020)年10月~ | たばこ税の増税 | 560円 | 540円 |
令和3(2021)年10月~ | たばこ税の増税 | 600円 | 580円 |
発売時の100円、150円といった値段が信じがたいですね。
私も子供の頃、タバコの自販機を見上げて、200円代のタバコが並んでいたのを懐かしく思い出します。
皆さんはどうでしょうか。
そして2つの銘柄を発売時の価格と比較すると、セブンスターは6倍、メビウスは約4倍の値段になった計算になります。
タバコの値段の約6割は税金
ところで、様々な理由でタバコは値上がりしているものの、ご存知の通り、主な値上がり理由はたばこ税の増税です。
既にタバコ代の大部分は税金になっています。
タバコには、国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の4種類の税金がかかっており、銘柄にもよりますがその税金率は6割にも達しました。
つまり半分以上は税金を払っているということです。
下の表で白い部分が本来のタバコの値段(コスト)です。

画像:JT
社会の健康志向は世界的な動きであるため、この税金の割合は、今後増えることはあっても減ることはないでしょう。