市販タバコの巻紙には燃焼剤が使われている!その理由とは?

禁煙情報

よく映画・ドラマなんかでこんなシーンありますよね。

死んだ友人の墓に火をつけたタバコを供える・・・

生者たちはうつむきつつ、死んだ友を思う・・・

一本のタバコを線香に見立てた、悲しくもカッコいいシーンですよね。

ところで、なぜこんなことができるのかといえば、実は市販タバコの巻紙には燃焼剤が使われているからだということをご存じでしたか?

今回はこの「一般的な市販タバコの巻紙には燃焼剤が使われている」、そして「その理由として考えられるのは何か?」ということについて書いてみました。

市販タバコの巻紙には燃焼剤が使用されている!

例えばキャンプやバーベキューなんかで火を起こす経験を思い起こしても、木に火をつけてそれを一定の火力まで燃やすためには、新鮮な酸素を絶えず送り続けて燃やす必要がありますよね。

通常、単なる草を乾燥されたものであるタバコ葉を燃やし続けることはそれくらい難しいはずで、時々タバコの煙を吸い込むことで絶えず空気(酸素)を送り込まなければ、火は消えてしまうはずです

実際に葉巻や燃焼剤の使われていない手巻きタバコに火をつけて灰皿の上に置くと、しばらくすると火が消えてしまいます。

ところが、我々の多くが吸ってきた(あるいは吸っている)市販タバコに火をつけると、「チリチリ」という小さい音が時に聞こえ、吸いこむことで新鮮な酸素を火に送り込まなくとも、タバコの火は燃え続けますよね?

これはタバコの巻紙に燃焼剤が使われているためです

冒頭で説明した「線香代わりにタバコを使う」、またアクション映画で「タバコを爆弾の導火線代わりに使用する」なんていうことができるのも、同様の理由からです。

手巻きタバコの世界では常識?

実はこのこと、タバコ葉を自分の手で巻いて嗜む、手巻きタバコ好きの人たちの間ではよく知られていることらしいです(私はこのことについて、今回この記事を書くためにネットで調べて初めて知りました)。

手巻きタバコの世界では、燃焼材入りの紙を専門用語でフリーバーニング、入っていない紙をスローバーニングと呼ぶそうです。

どちらがいいということはないのでしょうが、一般に手巻きタバコ好きの人たちは、燃焼材入りのフリーバーニングを「紙臭い」「タバコ本来の風味を阻害する」として嫌がります。

私は一般の市販タバコしか吸ったことがないのですが、「紙臭い」とか「タバコ本来の風味が云々」なんてまったく思ったことがありません(汗)

やはり「ニコチン中毒」「タバコ中毒」によって脳を支配され、風味がどうなんて感じる心を持てなかったんでしょうね。

実際、私は喫煙者でいた期間、純粋に「タバコって美味しい」と思って吸ったことなんてほとんどないような気がします。

ちなみに、市販のタバコでも燃焼剤が使われていないとされるものもあります。「タバコは農業だ」なんていうキャッチコピーでもお馴染みの「アメリカンスピリッツ」がそれです。

タバコの巻紙の燃焼剤の成分は?

具体的に、市販の紙巻タバコの燃焼剤の成分は何なのか、気になる人もいると思います(私自身は単純なので「へえー燃焼剤入ってるんだ。納得!」で終わりですが…)。

成分が気になる人のためにタネを明かすならば、この市販タバコの巻紙に含まれる燃焼剤・燃焼促進剤の正体(成分)は硝酸ナトリウムです。

Wikipediaの文にも硝酸ナトリウムについて「マッチやタバコの燃焼補助剤、爆薬の成分、肥料……」とあるので間違いないです(単純)。

偉そうに「硝酸ナトリウムです」なんて書いてますが、私も実はよく知りません。

要は「よく燃えるヤツ」ってことでしょう(テキトー)。

…まぁともかく、タバコの巻紙の燃焼剤の成分は硝酸ナトリウムだといわれています。

市販タバコの紙に燃焼材が使用されている理由は?

そこで次に、その「硝酸ナトリウム」である燃焼剤が、なぜそもそも市販タバコの巻紙に含まれているのか?ということが気になりますよね。

まったく巻紙に燃焼剤を使用しない場合、タバコの火を消さずに一本のタバコを吸いきるにはなかなか技術・テクニックが必要になります。

それではお手軽に喫煙、というわけにはいきませんよね。

そこでタバコを作る会社は、市販タバコの巻紙に燃焼剤・燃焼促進剤を使用することで、簡単に火が消えないようにして、手軽に喫煙を楽しんでもらおう、と考えているようです。

正確にいえば「そのように説明される」こともあります。

これはいわば「消費者視点」ですよね。

「あなたたち(消費者)のためですよ」というわけです。

しかし本当にそうなのか? 別の解釈もあります。

いったんタバコに火をつければ、灰皿に押し付けでもしない限り火は消えません。

その間、喫煙所や居酒屋で会話がはずみ、吸うのを忘れてタバコをほったらかしでも、いつの間にかタバコは燃え尽きている

喫煙者の方なら、一口しか吸ってないのに、あるいは火だけつけて一口も吸うことなく燃え尽きさせてしまった、という経験があるのではないでしょうか?

そうすると、もう一本の新たな煙草に火をつける。

こうして次々にタバコが消費されれば、タバコ会社は早く消費された分のタバコをまた買ってもらうことができ、儲かるわけです

もちろん、タバコ会社の人に「そうなんでしょ?」と訊いたところでそうは答えないでしょうけどね。確証はないですが、「こういう説、こういう見方もあります」というお話です。

市販タバコの巻紙には燃焼剤が使われている!まとめ

通常、他のものが燃える場合と同じく、タバコ葉が燃焼し続けるためには新鮮な酸素を送り続ける必要があります。

しかし市販タバコの巻紙には燃焼剤・燃焼促進剤(硝酸ナトリウム)が含まれているために、一度火を付ければ燃え続けます

その理由は、簡単に火が消えないようにして手軽に喫煙してもらうためのタバコ会社の配慮、という説明もなされますが、それと同時にタバコが勝手に燃えて次々に消費されるほどタバコ会社は儲かる、という視点からも説明できます。

後者については「信じるか信じないかはあなた次第」といったところでしょうか。

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